近すぎて見えない富士山の魅力

2014年8月20日 | 過去記事

”地元の人ほど富士山に登らない”という定説があるくらい、富士山を歩いたことがない市民が富士宮にたくさんいます。

そんな市民に富士山を登ってもらいたい!下ってもらいたい!周りを歩いてもらいたい!!!そんな願いが私にはあります。

そこには日本一の自然があり、そこには人や動物との素敵な出会いもあります。

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8月19日、地元の中学生を連れて富士山に行ってきました。

私の恩師の娘さんとその友人で、かれこれ10年くらいの付き合いのようです。

一人は途中で膝が痛くなってしまい、途中まででしたが、二人ともよく頑張りました。

登山中には、

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カナダ人や

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オーストリア人、

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年100回前後登っているスーパーおじさんの加茂さん(この日も2登頂されてました・・・)

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ずっと同じペースで登っていた浜松からお越しの小2の男の子、おかあさん、おじいちゃんの3世代登山を楽しんでいたファミリー(男の子は足がパンパンで泣きながらがんばって登っていました・・・)など、

それ以外にも多くの出会いがありました。

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そんな素敵な出会いを重ねて山頂へ!もうすでにヘロヘロでした・・。が!2分寝た後、登頂した達成感からか・・・

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ちょっと元気になってました(笑。何かを達成したときって元気が戻ってくることが多いですよね。

ゆっくり下って、下山したのは7時。二人ともとても頑張りました!

帰りに”また大人になったら登りたい!”なんて一言が聞こえてきました。"また登りたい!"の一言がガイドとして一番うれしい言葉です。

 

今回はガイドとしていったのですが、いろいろなことを逆に”ガイド”されてしまいました。

弱音を吐かない、あきらめない、挨拶をしっかりする、お礼をちゃんとする、疲れていても笑顔をたやさない・・・・大人になっておごそかにしていることを

当たり前のようにしていて、”ダメな大人”に気づきを与えてくれました。子供から学ぶことってたくさんありますね。ありがとうございました!

 

この日、地元富士宮に”富士山ファン”が増えていたら本当にうれしいです。


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